【社説】「決定障害」に陥った韓国政府、批判受ける勇気が必要だ
韓国政府がまたも「決定障害」に陥った。企画財政部が今月初めに出すとしていた酒税法改編案発表を無期限延期したのだ。現行の価格に基づいて課税する「従価税」をアルコール度数・量に基づいて課税する「従量税」に変えようという決定を6カ月間ですでに3回先送りした。酒の価格が上がるだろうという批判世論と酒類業界の複雑な利害関係を意識したためだ。政府がきょうあしたと延ばしながら「50年ぶりの酒税改編」が水泡に帰するのではないかとの懸念も出ている。
酒税改編がたびたびこじれるのはそれ自体が一気に解くのが難しい高次方程式であるためだ。国産ビールの逆差別解消、焼酎価格の引き上げ不可、競争を通じた高級化誘導など指向目標がいずれも制約要因である形だ。また、従量税により「1リットル当たりOOOウォン」という方式で税金が固定されれば酒の価格が引き上げられても税収は増えず、税金引き上げ時に毎回税法を修正しなければならない問題もある。政府が決断を先送りするほど来年の総選挙を控えた国会が簡単に通過させるか疑問になる。