プーチン大統領「力の法でなく国際法を」…トランプ大統領の対北制裁を批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.26 10:24
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が25日、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行い、「プーチン大統領と朝露親善関係の発展、朝鮮半島と地域の平和・安全保障の問題、そして共同の国際的問題について虚心坦懐に意味のある対話をした」と述べた。金委員長はこの日、単独・拡大首脳会談を終えた後に行った演説でこのように明らかにした。プーチン大統領は「域内の核問題と別の問題の平和的解決以外に代案はないというのが我々の立場」と強調した。
プーチン大統領は単独記者会見で「金委員長は自分の立場、韓半島(朝鮮半島)とその周辺で起きている過程について米国側に知らせてほしいと要請してきた」とし「中国指導部と米国政府に今日の(露朝会談)結果を伝える予定」と明らかにした。これを受け、金委員長がプーチン大統領に米国との間の仲裁役を要請したという観測が出ている。またプーチン大統領は「非核化は一定水準の北朝鮮の軍縮を意味する」とし「北朝鮮には自国の安全と主権の維持のための保障が必要だ」と強調した。米国が要求した「完全な非核化」への反対だ。