韓国海運業界「6兆ウォン会計ショック」回避
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.24 07:48
海運業界が会計基準変更による「売り上げショック」を回避することになった。1月の「企業家との対話」で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に海運業界の困難を訴えた後に出された政府の措置だ。
金融委員会は23日、「昨年までに結んだ海運会社と荷主間の長期運送契約(CVC)はこれまで通りに海運会社が全額売り上げとして会計処理できる」という監督指針を発表した。CVCは海運会社(ばら積み船会社)がポスコ、韓国電力、現代製鉄のような大口荷主と10年以上の期間で結ぶ契約だ。普通は鉄鉱石や原油のような原材料を安定的に確保するためにこうした契約を結ぶ。