韓国人、帰農者の60%が「満足」…就職難の30~40代も大きな関心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.15 10:35
ソウルでマーケティングの仕事に従事していたソン・サンヒさん(40)は4年前に故郷である全羅北道長水(チョンラブクド・チャンス)に「帰農」した。親環境農法で野菜作りを始めたが、害虫と雑草管理に失敗し帰農初年度の収益はマイナス。妻は食堂へ働きに行き、ソンさんもまた、アルバイトをしなければならなかった。
その後彼は主力栽培品種をチョロギやイヌホオズキのような希少薬草に変えた。出荷時期を他の人たちより早め、自身の過去の専攻を生かしインターネット販路を開拓した。健康に関心が高い顧客の注文が集まり始めた。彼は栽培した薬草をティーバッグにして販売する事業も準備中だ。