文喜相国会議長「韓米は一体…国際制裁の枠組みの中で南北経済協力を推進すべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.09 17:27
文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は9日、「国際社会の北朝鮮に対する制裁の枠組みの中で南北経済協力事業が推進されるべきだ」と話した。
文議長はこの日、ソウル龍山区(ヨンサング)国防コンベンションで開かれた「第4回韓米同盟フォーラム」で「米国を中心にした国際社会が『maximum pressure and engagement(最大限の圧力と関与)』の原則で制裁をかけたため北朝鮮が対話に臨んだという点を忘れてはいけない」としてこのように話した。米国など国際社会の協力のない韓国単独の南北経済協力に一線を画したものだ。
文議長は韓国が韓米同盟の代わりに南北関係を優先しているという一部の見解を批判した。このような見解のため、韓米両国のさまざまな意見がまるで対立と過剰解釈されるというのが文議長の見方だ。彼は北朝鮮との交渉局面で米国側の立場であるビッグディール(big deal)と韓国から提起されたグッドイナフディール(good enough deal)を例にあげた後「戦略的レベルで交渉の過程ではさまざまな意見が出る可能性がある」として「これを大きな意見の隔たりと見るのが政略的思考の問題」と話した。