「きみがセウォル号の子か」…5年過ぎても変わらぬ檀園高校のレッテル(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.07 12:46
5年が過ぎたが、彼女たちには依然として檀園高校の生徒といレッテルがつく。ソルさんは「名節に遠い親戚たちが来て 『きみがあの子か』と言われるたびに負担になる。名節料理をおいしく食べながらもそんな言葉を聞くとつらくなる」と話した。チャンさんは「タクシーに乗って檀園高校近くまで行ってくれというとタクシー運転手が『なぜそこに行くのか、セウォル号はただの事故ではないのか』と言う。降り際に考え直してみなさいと言ったこともある」と話した。
「大人たちにどんな話をしたいか」という懇談会出席者の質問にチャンさんは『私たちももう大人になった。今後は私がもっと出て行かなければならないという言葉を自分自身にしたい』と話した。ソルさんは「黙っていろと大人たちは言うがそれなら危険な状況を作らないのが大人たちの役割ではないか」と話した。