「ナッツと水かけ」娘2人が大韓航空会長を引き下ろす(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 16:43
「ナッツリターン」と「水かけ」が結局、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長(70)の足を引っ張った。
オーナー家のパワハラは大韓航空を象徴する趙会長を代表取締役から退かせるきっかけになった。趙会長は1999年、父の故趙重勲(チョ・ジュンフン)会長を継いで大韓航空の最高経営責任者(CEO)となったが、20年間で代表職を失った。
きっかけはこうだ。2014年12月5日、米ニューヨークJFK空港。当時の趙顕娥(チョ・ヒョンア)副社長は離陸のために滑走路に入った仁川(インチョン)行きKE086航空機内で、ファーストクラスの乗務員のマカダミアナッツ提供サービスを問題視した。