「特許ビッグデータ見れば韓国の有機ELは5年後に中国に追い越される」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 11:08
Q:知的財産革新が国内総生産(GDP)を上げると話した。根拠はあるのか。
A:第4次産業革命以前にあった3回の産業革命は、後から考えればすべて知的財産を基盤に起きた。17世紀に英国が初めて特許庁を設置し特許法を制定すると、すぐに「英国では発明が保護される」という認識が拡散し第1次産業革命が花開いた。革新家が英国に集まったためだ。第2次産業革命の本拠地である米国も同じだ。米国のリンカーン大統領は特許弁理士出身だった。エジソンは自身が開発した白熱電球の特許を担保に事業資金を借り入れて現在のゼネラルエレクトリックの母体となった会社を作った。現在われわれが話す知的財産(IP)金融市場だ。これで米国が第2次産業革命の実を持っていった。米国は目に見えないIT技術を特許と認定し始めインターネット基盤の第3次産業革命時代にも中心国になった。3度の産業革命はいずれも特許革新を基盤に起きた。
Q:知的財産権で産業競争力を高めるには具体的にどのようにするべきか。