日本、「レーダー」のしこり…護衛艦「いずも」、釜山合同演習への参加見送り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.18 06:47
日本防衛省が来月29日から実施される合同海上演習で、韓国海域での演習には海上自衛隊艦艇を派遣せず、シンガポール海域での訓練だけに派遣することにしたと17日、読売新聞が報じた。同演習は、拡大ASEAN(東南アジア諸国連合)国防相会議(ADMMプラス)の海洋安全保障小委員会会議を契機に行われるもので、前半は釜山(プサン)沖で、後半はシンガポール周辺の海域で実施される。
防衛省が多国間演習で韓国海域の演習への参加を見送ったのは、昨年12月末ふくらんだいわゆる「レーダー照射論争」を問題にして、韓国に対しては「分離対応」するという意思を明らかにしたものと分析することができる。当時日本側は韓国駆逐艦が日本哨戒機を攻撃用レーダーで照準したと主張し、韓国側は攻撃用レーダー照準はなくむしろ日本自衛隊航空機が韓国軍駆逐艦に対して接近威嚇飛行をしたと反論した。