「北朝鮮問題の薬効尽きた」…文大統領の支持率最低、追加補正予算を検討(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.17 11:44
「青瓦台(チョンワデ、大統領府)と党は支持率に一喜一憂しないというが、実際は非常に一喜一憂している。それが民心と世論の流れなので無視することはできない」。
与党「共に民主党」の核心関係者が最近私席でした話だ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が最低値を更新し続ける状況に対する言及だった。大統領支持率が下がっていくため自然に与党である民主党の支持率も下落傾向だ。この関係者の話のように党と青瓦台は世論調査結果に対し表向きには「過去の政権に比べ支持率が高い方だ」「任期後半になるほど支持率が下がるもの」としながら大きな意味付けはしていないが、内部的には神経を尖らせる雰囲気が歴然としている。
15日に発表された韓国ギャラップの世論調査で文大統領の国政支持率は就任後最低となる44%を記録した。前日の14日にはリアルメーターも文大統領の支持率が自社調査の結果過去最低の45.0%と集計された。リアルメーターの調査で政党支持率は民主党が37.2%、自由韓国党が32.3%を記録した。両政党間の支持率格差は4.9ポイントで、2017年5月の文在寅政権発足後最も縮まった。