米国非難した崔善姫外務次官…北朝鮮メディアは沈黙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.17 09:31
北朝鮮が平壌(ピョンヤン)で外信を対象にした記者会見を開いたのに対し、北朝鮮メディアは口を閉ざしている。16日の朝鮮中央通信、労働新聞、朝鮮中央テレビ、朝鮮中央放送、平壌放送など北朝鮮の内外向け宣伝メディアは前日の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官の発言と記者会見のニュースを一切報道せずにいる。
崔次官は記者会見で「はっきり言うが、現在の米国の強盗のような姿勢は事態を明らかに危険にさせるだろう。われわれの最高指導部が近く自らの決心を明らかにするものとみられる」と話した。
崔次官がこの日話した「決心」は北朝鮮が米国との非核化交渉を中断し、核実験とミサイル発射を再開することをいう。崔次官はまた「米国は千載一遇の機会を逃した」として揺さぶりを強めたりもした。その上で「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がハノイでの米朝首脳会談後の北朝鮮の今後の行動計画を盛り込んだ公式声明を発表するだろう」と明らかにした。