韓経:【社説】「韓半島の運命が個人の治績に左右されてはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.28 11:41
きのうから2日間の日程で始まった2回目の米朝首脳会談に世界の耳目が集まっている。今回の会談でどのような合意が出るかにより北朝鮮の核の脅威が全て除去され北朝鮮経済開発が本格化し、世界経済にもうひとつの「市場」が新たに登場するか決まるためだ。
残念ながらまだ両首脳がどのような合意を出すのかなどはすべてベールに包まれている。米国と北朝鮮の実務交渉代表団がハノイで21日から5日間にわたり首脳会談宣言文に含まれる内容をめぐり談判を行ったが、非核化と相応措置に対する見解差は依然続いているという。米ホワイトハウスのボルトン国家安保補佐官がきのう「(首脳会談期間の)2日間に議論することは多い」と話したのを見れば交渉状況を察することができる。多くのことが未確定・不確実な状態で両首脳の「談判」に会談成果を任せなければならない状況になった。儀礼的性格が強い首脳会談の特性に照らしてみると実務会談でやりとりしたこと以上の画期的成果を期待するのは容易ではない。