韓経:電気自動車か水素自動車か…未来のエコカー市場めぐり「大激突」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.27 10:18
電気自動車(EV)と水素電気自動車(FCEV)など未来エコカー市場の主導権を占めようとするグローバル自動車メーカーの競争がますます激しくなっている。陣営は大きく電気自動車と水素自動車に二分化される雰囲気だ。電気自動車「モデル3」を前面に出した米テスラモーターズと中国内需市場を背にしたBYDが電気自動車陣営代表企業だ。国で見れば中国が世界の電気自動車市場を主導している。韓国と日本では現代自動車とトヨタ、ホンダなどが水素自動車の量産規模を増やしまた別の陣営を構築している。
◇エコカー覇権競争
「テスラシンドローム」の主人公であるモデル3は4000万ウォン台と価格が高くない上に一度の充電で350キロメートル以上走行でき消費者の好評を得ている。BYDは電気自動車とプラグインハイブリッドカー(PHEV)など多様なラインナップを掲げて市場を先取りしている。両社の電気自動車市場争奪戦はそれこそ「戦争」水準だ。BYDは昨年24万7800台の電気自動車を売った。テスラも24万5200台を販売し僅差で追いかけている。