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日本女性を泣かせた韓国小説『82年生まれ、キム・ジヨン』…「あれは差別だったのか」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.25 13:13
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家での差別、面接途中のセクハラ経験、妊娠・出産による経歴断絶など「あるある」として『82年生まれ、キム・ジヨン』を手にとることになる理由だ。

日本は昨年世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2018年世界ジェンダー格差報告書」で149カ国中110番目にジェンダー格差指数が低いことが分かった。韓国は115番目と日本よりもさらに低かったが、実際に日本女性が肌で感じる差別感度はもっと深刻だ。

 
昨年は財務省次官が女性記者に「おっぱい触っていい?」などのセクハラ発言をした事実が明らかになったが、経済副総理は処罰どころか「セクハラ罪という罪はない」と擁護する発言を記者の前で述べた。

ある女性市会議員は乳飲み子を連れて議会に登院して男性議員の抗議を受けて追い出された一方、東京医大などが数年間にわたり意図的に女性受験生の点数を削って男性合格生の比率を調整してきた事実が明るみになった。

それでも日本だけは#MeToo(ハッシュタグミートゥー)運動の無風地帯だった。できるだけ自分の声を出さない風潮、他人に迷惑をかけない社会の雰囲気に埋もれて女性が声を上げるべき場所を見つけることができなかった。

『82年生まれ、キム・ジヨン』の邦訳版は、このような社会的雰囲気の中で出版された。日本読者の間では特に本を読んで「泣いた」という反応が多い。自分たちが体験した不当な出来事を小説を通じて初めて気づいたという。『82年生まれ、キム・ジヨン』がこれまで抑えられた感情の起爆剤になったのだ。

ある読者は「子どものころから『女であることを肝に銘じろ』などの言葉に慣れた自分自身に嫌悪感を感じるセンサーさえなかった。この本を読んで泣いてしまった理由はそのため」と話した。「泣いた」という反応は「江南(カンナム)駅殺人事件追慕集会」など怒りを行動で移した韓国読者とは明らかに異なる表現方式だ。

対談会で会った読者アサイさんは「日本では女は男の一歩の後ろをついていったり、男を広い気持ちで受け入れたりすることを美徳に受け入れてきた。キム・ジヨンに起きた個人的なことがまるで私のことのように感じられるのがこの小説の力だと思う」と話した。

『82年生まれ、キム・ジヨン』が持つ力について川上氏は「何が正義なのかに対する作家と読者の関係が全く不安ではない点」と話した。キム・ジヨンが経験するエピソードを通じて「正しさ」「正義」に対する共感を引き出しているという話だ。川上氏は「日本作家は自ら正義それ自体を疑う権利や資格がないと考える場合が多い。韓国作家とは明らかに異なる点」と話した。

出版されてから2カ月しか経っていないが、「キム・ジヨン」が「サトウユウコ」の心を揺さぶり始めたのは確実なようだ。「キム・ジヨンは小説の中で社会変化を起こしてはいないが、読者自ら『不当なことについて話してみよう』と言いながら作品が完成されたと感じた」というチョ・ナムジュ氏の言葉のように、日本でも「サトウユウコ」たちの作品が完成されていくところだ。


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    2019.02.25 13:13
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