韓国、抗日独立文化遺産3件を文化財登録
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.13 09:26
「私は赤誠として祖国の独立と自由を回復するために韓人愛国団の一員となり、敵国の首魁を屠戮することを盟誓する」。
日本や満州を行き来していた31歳の青年、李奉昌(イ・ボンチャン、1900-1932)は、中国・上海で白凡・金九(キム・グ)に会った後、1931年12月13日にこうした内容の宣誓文を書いて署名した。手榴弾を両手に持って太極旗の前で記念撮影もした。数日後、中国を離れて日本に渡った李奉昌は翌年1月8日、東京で観兵式を終えて戻った裕仁天皇に向けて手榴弾を投げた。しかしこれは失敗に終わった。馬車はひっくり返ったが、天皇は無事だった。李奉昌は同年9月30日、東京裁判所で死刑を言い渡され、10月10日に市ヶ谷刑務所で処刑されて短い生涯を終えた。