<第2回米朝首脳会談>3つの予想シナリオ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.07 13:49
今月末の2回目の米朝首脳会談は韓半島(朝鮮半島)非核化の分岐点だ。会談の成敗によって北朝鮮の非核化はもちろん、北東アジアの軍事的な緊張状況、南北関係の方向までが決まる。複数の消息筋によると、北朝鮮の非核化と米国の相応の措置という原則では米朝が印を押したようだ。その次が問題だ。米国が北朝鮮を相手にどこまで非核化措置を引き出すかに会談の成敗がかかっている。
(1)寧辺核廃棄プラスアルファと制裁緩和の「ビッグディール」
非核化と相応の措置のビッグディールがある場合、非核化の側面では最大の進展となる。ビーガン北朝鮮担当特別代表の先月31日(現地時間)の発言をみると、ビッグディールの最低条件は、少なくとも寧辺(ヨンビョン)核施設の廃棄を上回る「プラスアルファ」を北朝鮮がすることだ。