<米朝首脳会談>金正恩氏、なぜ中国国際航空を使ったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.06.11 08:59
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が10日に米朝首脳会談のためにシンガポールを訪問するために使った飛行機は自身の専用機「チャムメ1号」ではなく中国民航機である中国国際航空(エアチャイナ、CA)旅客機だった。
これをめぐり、▼北朝鮮が「最高尊厳」である金委員長が外国航空機を借りて乗るという体面汚しと▼外国機を使った場合に盗聴の懸念--があったにもかかわらず金委員長の安全を最優先的に考えたという分析がある。中国はこの日、ボーイング747-400機(B-2447)1機を出した。普段、CAが旅客機として使い、習近平国家主席が専用機として使っている2機の一つだ。
中国はこのため先月から該当機種の運航を中断して改造した後、今月8日に北京-平壌(ピョンヤン)路線に投じて試験運航を経た。