北朝鮮大使代理の亡命後、外務省が焦土化…金正恩委員長の親族も解任
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.28 09:50
昨年12月初めイタリア駐在のチョ・ソンギル北朝鮮大使代理が亡命した後、チョ大使代理が所属していた外務省の当局者と労働党関係者が次々と処罰を受けたことが27日、把握された。
複数の消息筋によると、昨年11月初めにチョ大使代理が行方不明になった後、北朝鮮は労働党組織指導部の逮捕組を現地に派遣して身柄の確保に動いた。しかしチョ大使代理の亡命を防げず、結局、北朝鮮は関連責任者を大々的に処罰した。匿名を求めた情報筋は27日、「事件発生直後に組織指導部が中心となり外務省を検閲した」とし「外務省運営の責任者の李容浩(イ・ヨンホ)外相に事件発生に対する責任を問うて口頭警告した」と伝えた。当初、北朝鮮当局は李外相の解任も考慮したが、事件に直接的な責任はないと判断して口頭警告にしたという。