北朝鮮が浮き彫りの五輪…平昌後に米国から「請求書」も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.09 10:07
北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)参加のために制裁免除リレーが続いている。馬息嶺(マシクリョン)スキー場共同訓練のための北朝鮮訪問団のチャーター機利用、北朝鮮芸術団の「万景峰(マンギョンボン)92号」利用、金与正(キム・ヨジョン)北朝鮮労働党中央委第1副部長と崔輝(チェ・フィ)北朝鮮国家体育指導委員長の韓国訪問などだ。崔輝委員長の入国のために韓国政府は国連加盟国193カ国が義務的に守るべき安全保障理事会の対北朝鮮制裁まで猶予を推進中だ。
韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は8日の定例記者会見で、相次ぐ制裁例外認定措置について「平昌五輪の成功のために政府が必要だと判断した最小限の措置を取った」と明らかにした。しかし実際には北朝鮮は希望することを通知し、韓国はこれを叶えるために各種制裁上の例外適用に向けて外交力を注ぐ様相が繰り返されている。