【時視各角】原子力の最後の息の根まで止めるのか=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.17 13:52
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が落ち、「反文国民連帯」の議論が活発になっている。文大統領の奇異な政治行為に反対するすべての勢力が親朴・非朴・太極旗・中道・進歩を問わず一つに集まって抵抗しようということだ。羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)自由韓国党院内代表はこれを「趙源震(チョ・ウォンジン)から安哲秀(アン・チョルス)まで」という言葉に圧縮した。反文連帯論は前向きな目標なく否定的な感情に訴えるという点で退行的な面がある。にもかかわらずこうした議論が超政派的、自然発生的に出てくる理由を文大統領は深く受け止めなければいけない。青瓦台(チョンワデ、大統領府)と民主党は賢く対処しなければ反文連帯はあっという間に広がるだろう。
13日、国会図書館の地下講堂で脱原発迷信を打破して原子力エネルギーを生かそうという100万人国民署名運動が始まった。「原子力反文連帯」は文在寅政権に対して無条件に反対しているのではない。原子力を根本的になくすという乱暴な脱原発政策に反対しているのだ。目標は再生可能エネルギー一つだけでなく、太陽光+原発の両輪で進む安定したエネルギー政策の再樹立だ。公式名称は「脱原発反対および新ハンウル3、4号機建設再開のための汎国民署名運動本部」(共同本部長、崔然恵議員)。