正恩氏の年内答礼訪問、白紙化の可能性が増大…青瓦台「北朝鮮、通知のマジノ線を超えた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.12 07:45
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の年内答礼訪問が反故になる可能性が大きくなった。青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は11日、「北朝鮮の年末の日程などを考えると、通知時点のマジノ線である10日が過ぎた」と話した。青瓦台が当初期待していた金委員長の答礼訪問の時点は今月13日と19日前後だった。答礼訪問の通知以降も事前準備に最低限1週間が必要なので現在では13日はもちろん、19日答礼訪問も不透明だ。
17日は金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去7周忌だ。24日は祖母である金正淑(キム・ジョンスク)の誕生日であると同時に、金正日総書記が最高司令官に推戴された日だ。また、憲法日(27日)、金正恩最高司令官推戴日(30日)などが続く。物理的に答礼訪問が可能な時期は18~23日間しかない。