韓国元最高裁判事に初めて逮捕状請求…強制徴用裁判など介入容疑
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.04 08:06
検察が梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長(最高裁長官)時代に法院行政処長を務めた朴炳大(パク・ビョンデ)前判事(61)と高永ハン(コ・ヨンハン)前判事(63)に対する逮捕状を3日、請求した。検察が元最高裁判事に対する逮捕状を請求したのは初めて。
逮捕状を発行するかどうかはソウル中央地裁逮捕状担当判事5人のうち1人が決める。結果は6、7日ごろ出ると予想される。いかなる結果になろうと波紋は避けられない状況だ。司法行政権乱用疑惑を捜査中のソウル中央地検捜査チーム(チーム長、ハン・ドンフン第3次長)はこの日、両前最高裁判事に対する逮捕状を請求し、職権乱用権利行使妨害などの容疑を適用した。検察関係者は「すでに逮捕された林鍾憲(イム・ジョンホン)前法院行政処次長が自分の私的利益のために行動したのではなく、両前最高裁判事が林前次長の上級者としてより大きな決定権限を行使した」と説明した。また「林前次長の上層部ラインに厳正に責任を問うことが、この事件の全貌を明らかにし、二度とこうしたことが繰り返されないために必要だ」と強調した。朴前判事は2014年2月-16年2月に、高前判事は2016年2月-17年5月に法院行政処長を務めた。