日帝強制徴用事件、最初から「司法取引疑惑」 そして結論まで
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.30 15:11
韓日関係の「雷管」と見なされてきた日帝強制徴用関連の損害賠償請求訴訟は2005年に始まった。故ヨ・ウンテクさん(95)をはじめとする強制徴用被害者4人は、日本に続いて韓国でも日本政府の損害賠償を要求して訴訟を続けてきた。ヨさんらは1941-43年、旧日本製鉄の懐柔で日本に渡って強制労役に苦しみ、賃金を受けることができなかった。
ヨさんらは1997年12月、日本政府と新日本製鉄を相手取り損害賠償金、未支払賃金などの支払いを求める訴訟を大阪地裁で起こした。下級審に続いて2003年には日本最高裁判所で原告敗訴が確定した。「新日本製鉄は日本製鉄を継承しておらず、ヨさんらの請求権は1965年の韓日請求権協定で消滅した」という理由だ。