韓国型ロケット「ヌリ号」75トン液体エンジン151秒燃焼、成功基準140秒越えた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.29 07:08
「ゴゴゴー」
28日午後3時59分58秒。全羅南道高興(チョルラナムド・コフン)の羅老(ナロ)宇宙センター。カウントダウンと共に「発射」の合図が出て3秒が過ぎると、エンジンの騒音が聞こえ始めた。続いて、宇宙センター横の馬峙山(マチサン)の麓の間から白色の試験用ロケットが上空に向かって舞い上がった。ロケットの上段には太極旗が鮮明に見えた。試験用ロケットが速度を出し始めると、轟音が馬峙山の麓に響き渡った。空は粒子状物質でぼんやり覆われていたが、ロケットが出す“花火”は鮮明だった。南側に方向を定めた試験用ロケットは打ち上げ2分後に白く細長い煙だけを残して視野から消えた。