北朝鮮高官、モンゴルでは安倍氏側近に会い訪韓は取りやめ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.15 07:11
16日に京畿道高陽市(キョンギシ・コヤンシ)で開かれる「アジア太平洋の平和繁栄に向けた国際大会」に北側代表団として出席することになっていた金聖恵(キム・ソンヘ)労働党統一戦線部室長が14日、突然代表団名簿から名前が抜けた。京畿道と(社)亜太平和交流協会が共同主催する今回の行事に、北側はイ・ジョンヒョク朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長を代表団長として7人を派遣する予定だった。京畿道関係者は「北側代表団は中国北京を経て仁川(インチョン)空港に到着した」とし「金聖恵室長とキム・チュンスン祖国統一研究院研究員ら2人が入国しなかった」と明らかにした。
この日の訪韓を取りやめた2人は、北朝鮮の対南と対米政策でそれぞれ実務総責と実務の核心的な役割を担っている人物だ。団長であるイ・ジョンヒョク委員長よりも関心を集めた理由だ。2人の訪韓取りやめの理由はすぐには確認されないでいる。「北側の内部事情上」という行事関係者の説明がすべて。