パッシングされる韓国株式市場、その理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.29 09:16
韓国の株価が特に大きく下落する「コリアパッシング」現象の底辺には国内株式市場の代表株の急落がある。半導体、自動車、バイオなど超大型銘柄に過度に依存してきた点が株価下落期に大きな影響を与えている。
韓国取引所によると、国内株式市場の時価総額上位10銘柄のうち7銘柄が10月中に過去1年間の最安値を更新した。時価総額1、3位のサムスン電子とサムスン電子優先株をはじめ、SKハイニックス、セルトリオン、現代自動車、ポスコ、LG化学がこれに該当する。業種は半導体、製薬、バイオ、自動車、鉄鋼、化学。すべて韓国経済を支えてきた産業だ。これら銘柄の株価は今月1-26日に8.34%(SKハイニックス)~23.23%(セルトリオン)下落した。特にサムスン電子、SKハイニックス、現代車は今月中に過去1年間の最安値を4、5回も更新した。