【時論】離脱する外国人、強まる「セルコリア」懸念(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.24 09:20
10月に入って韓国金融市場の動きが尋常でない。市場のあちこちで警告音が鳴っている。まず株式市場を見てみよう。KOSPI(総合株価指数)は今月に入って236.97ポイント(10月23日基準)下落した。1月から9月までの指数下落幅が124ポイントであることを考慮すると、10月の株価下落は非常に大きい。景気の流れを先行的に反映する株式市場で不安心理が確実に強まっている。
為替市場でも不安定な値動きが見られる。4月以降、ウォン安ドル高が続いてきたが、10月に入ってこれが加速する様相だ。1月から9月まで韓国ウォンは対米ドルで42.5ウォン値下がりした。ところが10月(23日基準)に入ってからはすでに26.6ウォンもウォン安ドル高が進んだ。