韓国野党議員「文大統領、北エージェントとして欧州歴訪? 残念だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.22 16:01
韓国野党「自由韓国党」の金秉準(キム・ビョンジュン)非常対策委員長は、22日に国会で開かれた党非常対策委会議で「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が欧州歴訪を終えて帰ってきたが、大韓民国大統領として北朝鮮問題を扱っているのか、さもなければ北朝鮮エージェントとして扱っているのか分からないほど残念だ」と批判した。
これに先立ち、7泊9日間の欧州歴訪を行った文大統領は、フランス・英国・ドイツ・イタリアの各首脳と会談し、北朝鮮制裁緩和を要請した。だが、各国首脳は「時期尚早」との反応を示した。かえってアジアと欧州51カ国が集まったASEM(アジア欧州会合)では、北朝鮮にCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)を促す議長声明が採択されるなど強硬な立場で、文大統領と温度差を示したというのが金委員長の見解だ。