韓経:【コラム】ドイツに行く韓国の青年たち
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.01 13:03
ドイツで人を見つけられなかった働き口は7月基準で82万2582件に上るという。企業は求人難を心配し、政府は不足する人材を満たすために外国人職業訓練生を増やしている。職業訓練を申し込んだ外国人は50万人に達する。
これに対し韓国の青年失業率は10%を超えた。就職活動学生など潜在求職者を含んだ実質失業率(青年拡張失業率)は23%に高騰した。仕事を見つけられなかった若者は海外に目を向けている。その中でもドイツに行く青年が増加している。ほとんどは1年間滞在できるワーキングホリデービザで出発し、就労ビザを取得して定着する方式を好む。
満18~30歳が申請できるワーキングホリデービザでドイツに行った若者は2013年の1074人から昨年は2332人に増えた。欧州の国で最も多い。ドイツ語の資格を取った後で職業教育を受ける人も多い。ドイツ商工会議所の技術人材養成プログラムである「アウスビルドゥング課程」を活用するのが代表的だ。3年ほど職業学校で勉強して産業現場の経験もともに積むことができる。2日は学校で理論を学び、3日は会社で実務を習う形だ。