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「朴前大統領は一人、李元大統領は…」 獄中で秋夕を迎えた2人の元大統領

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.25 11:15
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24日、2人の元大統領が獄中で秋夕(チュソク、中秋)を迎えた。昨年3月31日に拘束された朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)は外部の人との面会なく一人で獄中で2回目となる秋夕を送っている。今年3月に拘束された李明博(イ・ミョンバク)元大統領(77)は今回が初めてとなる獄中の秋夕だ。李元大統領は一日一回だけ認められている家族・側近との面会をしたという。

京畿道儀旺市(ウィワンシ)のソウル拘置所に収監された朴前大統領は昨年10月16日に裁判ボイコットを宣言した後、国選弁護士にも会わず、今年の秋夕まで一人で過ごしている。この秋夕が344日目となる。最近、朴前大統領が食事をしないなど健康不安説が提起されたが、法務部は「食事と睡眠に問題はなく、毎日1時間以内の室外運動もしている」と伝えた。

 
ソウル東部拘置所に収監された李元大統領は比較的健康だという。側近・家族など外部の人との面会を続け、適量の食事と領置金で購入できる果物も摂取している。果物では特にリンゴをよく食べている。

現在までの刑量を基準にすると、朴前大統領は監獄でさらに30回の秋夕を迎えることになる。朴前大統領は「国政壟断」をめぐる控訴審で懲役25年、罰金200億ウォン(約20億円)を言い渡されたが、上告しなかった。しかし検察が2審判決を受け入れず、朴前大統領の裁判は最高裁までいくことになった。

110億ウォン台の収賄などの容疑を受ける李元大統領に対する1審の判決はまだ出ていない。ただ、検察は懲役20年を求刑した。李元大統領に対する判決は10月5日に出る。

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