韓経:造船業避ける韓国の人材…造船業没落した日本の前轍踏むか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.06 09:42
「造船業エクソダス(大脱出)」の実状はソウル大学造船海洋工学科の変わった転科規定に如実に現れている。この学科は昨年10月から学科を変えるには最小1学期前に指導教授と相談し、学科事務室に転科の意志をあらかじめ通知するようにした。専攻授業履修の単位と成績基準など厳しい規定を設けて簡単に転科できないようにした。学科離脱者を減らすための苦肉の策だ。2015年から昨年まで3年間にこの大学の造船海洋工学科では1年の入学定員46人の4分の1水準である10人ほどが専攻を変えたという。
造船業の長期沈滞で学部生から修士・博士級研究開発者、管理・生産職労働者まで人材流出が激しくなり造船業の競争力がますます低下するという声が大きくなっている。「造船業沈滞→人材流出→競争力低下→受注不振」で続く構造的悪循環に陥っていると指摘される。