文大統領、支持率の下落で世論の悪い長官を交代(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.31 09:20
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、長官5人を交代する改閣に踏み切った。教育・国防・雇用労働・産業通商資源・女性家族部などこれまで論争を巻き起こし、あるいは低い評価を得ていた部署の長官を更迭した、事実上の問責人事という評価が出ている。
文大統領は入試制度の改編の過程で混乱をもたらした金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官を更迭した。後任には共に民主党の愈銀恵(ユ・ウネ)議員を指名した。愈氏は第19代国会に入った後、7年間教育を担当する教育文化体育観光委員会委員と幹事として活動してきた。機務司令部の戒厳文書問題に続き「下剋上問題」を起こした宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長に交代された。鄭長官候補者はイ・ヤンホ元長官に続き、24年ぶりの空軍出身国防長官だ。