<アジア大会>中国は飛び日本は跳ねるのに…韓国だけ後退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.27 07:42
ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会の日程が折り返し地点を過ぎた。6大会連続総合2位を守ろうとする韓国のメダル戦略に支障が生じた。
26日午後6時現在、韓国は金メダル25個、銀28個、銅36個で総合3位にランクしている。中国は韓国と日本の金メダルを合わせたものよりも多くの金72個で先頭を独走している。日本は37個の金メダルを獲得して2位に位置している。韓国は先月18日に大会が開幕して以降、日本におされ続けている。メダル総数でも、韓国が89個、日本は113個で差が大きく開いている。ジャカルタ・パレンバン大会で韓国が総合2位を守ることは難しいものとみられる。
韓国は1998年のバンコク大会から2014年仁川(インチョン)大会まで5回連続で中国に続き総合2位にランクインした。韓国と日本の差は大会初週に行われた競泳で大きく広がった。基礎種目の育成に力を注いでいた日本は、今大会競泳にかかっていた41個の金メダルのうち19個を獲得した。中国と金メダル数が同じだ。金・銀・銅メダルをすべて合わせると合計52個で、中国を抜いて競泳総合1位になった。特に、日本の「水泳天才」池江璃花子(18)は金メダル6個と銀2個を獲得して今大会最高のスターとして注目を浴びた。池江はまた歴代アジア大会で金メダル最も多く獲得した女子選手となった。男女をあわせて池江よりも多くの金メダルを獲得したのは1982年ニューデリー大会で7冠に輝いた射撃のソ・ギルサン(北朝鮮)だけだ。