2034億ウォン投入の平昌スキー場、6カ月間放置(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.13 11:16
1264億ウォンを投入して新築した江陵スピードスケート競技場も厄介な施設になっている。オリンピックで10件の新記録が出るほど完成度の高い競技場だが、氷をすべて除いてコンクリートの底が表れている現在の姿は巨大な倉庫にすぎなかった。
その間、冷凍物流センター、室内テニス場、コンベンションセンター、スケート場、国家代表練習施設などさまざまな事後活用案が挙がったが、結論を出せなかった。旌善アルパイン競技場・江陵(カンヌン)ホッケーセンターと共に管理の主体が決まっていないからだ。職員7人が常駐して時々清掃し、照明施設など主な機能を点検しているのが「オリンピック遺産管理」のすべてだ。
大きな建物が使用されず放置される状況に対し、政府と江原道のどちらも速やかに解決策を出せなかった。江陵スピードスケート競技場をスケートリンクとして使用すれば毎年14億ウォン以上の赤字が予想される。アイスホッケー競技が行われた江陵ホッケーセンターも「1064億ウォンの倉庫」となっている。