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アシアナ航空、これが機内食正常化? 「非正常な機内食」情報提供が相次ぐ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.06 07:58
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「プルコギ定食」だが肉と白飯だけが提供されたアシアナ航空の機内食。(写真=アシアナ航空職員匿名チャットルーム)
「機内食大乱」5日目を迎えたアシアナ航空が5日、機内食提供のない「ノーミール(No Meal)」運航はもうないと予告したが、正常な食事が提供されていないという指摘が相次いでいる。

アシアナ航空職員によると、この日内部に向けて「ノーミールゼロ(No Meal Zero、機内食未搭載運航なし)」方針が決まった。

 
朴三求(パク・サムグ)錦湖(クムホ)アシアナグループ会長も前日の記者会見で「明日からは機内食のない飛行機がないように最善を尽くす」と明らかにした。

しかし、提供された機内食は正常化したとは言い難い水準だったことが伝えられた。メニューにはプルコギ定食とあるが肉と白飯だけのものやリンゴはいつむいたのか分からないほど黄色く変色したままのものだった。

また、パンやバターなど基本的なメニューにメインディッシュはクーポンで代替されたが、これもまた航空機の安全を脅かすという指摘だ。該当のクーポンは30~50ドル(約3300円~5500円)の免税品が買えてアシアナ航空券購入時にも使用可能だが有効期間は1年だ。クーポンで機内免税品を買おうとする乗客が大幅に増えて乗務員が免税品販売のため忙しく危険な飛行をしているという。

アシアナ航空客室乗務員労組委員長のイ・ギジュン氏は「飛行重要段階に入る前に免税品販売を終了して安全活動をしなければならない。だが、搭乗客がクーポンで免税品の購入を希望すれば応対しないといけない」とし「機内免税品販売を終了するのが難しかった」と伝えた。

この他にも「簡便食」に分類されるブリートを入れて提供したが、アシアナ職員2000人余りが集まった匿名チャットルームでは「小細工だ」とする声が上がった。

チャットルームでは「簡便食提供便は『ノーミール』飛行機から除外しようとしているようだ」とし「小細工して欺こうとするやり方だ」という指摘が続いた。

これについてアシアナ関係者は「今日運航する航空便79便全体で機内食が提供される予定で、このうち一部短距離路線に限りブリートなど簡便食が提供される」とし「だが、ミネラルウォーターとヨーグルト、果物、プリン、パンなどが一緒に入っている『コンボボックス』として提供するので機内食と見ることができる。ブリートだけ提供している従来の簡便食とは違う」と説明した。

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