<W杯>ベスト16で負けてもゴミ拾った日本…感動ショーの後ろには「迷惑意識」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.04 15:04
反面、日本人の今回の行動を別の視角から見る向きもある。匿名を求めた外交専門家は「W杯というグローバル行事だったため、西欧世論に対する意識がある程度反映されたかもしれない」と評価した。この専門家は「日本人との個人的な関係のために名前を明かすことはできない」とし「選手団と応援団は皆、日本を代表するという意識を持っていた中で、『何か違う姿を見せよう』と考えたかもしれない」と分析した。この人物はまた「習慣化した行動を最大化することによって『差別化された日本人』を自ら発見する過程という解釈も可能だ」と説明した。ただし、このような分析が主流というわけではない。
現代日本学会長を務めた国防大学のパク・ヨンジュン教授は「私も日本留学時代、このような行動の理由が気になって日本人によく聞いたことが思い出される」とし「2011年福島原発事故の時も世界が日本に注目し、その血なまぐさい場所の中でも日本人が見せた秩序意識に世界が感心した。そのような姿を見る時、ロシアW杯で見せてくれた日本サッカーファンの行動が西欧世論を意識したためだと見るのは難しいと思う」と話した。