米朝、板門店統一閣で接触…ソン・キム-崔善姫が実務協議
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.28 06:32
米朝首脳会談のための実務接触に向け、米国官僚チームが27日、訪朝していたことが確認された。この日、ワシントン・ポスト(WP)が報じた。
WPは実務接触を把握した関係者の言葉を引用して「元北核交渉担当者であり駐韓米国大使だったソン・キム駐フィリピン米国大使が崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官に会うために北朝鮮へ向かった」と伝えた。WPは「米国の準備チームは27日に北朝鮮統一閣に移動した」とも伝えた。これに関連し、韓国内の北朝鮮消息筋は「米国と北朝鮮の実務会談が板門店(パンムンジョム)北側地域である統一閣で27日から始まった」とし「米朝実務接触は数日間続き、このために板門店の安保見学プログラムがしばらく中断された」と述べた。米朝の統一閣実務接触は、米朝首脳会談の成功に向けて韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が26日に板門店統一閣で南北首脳会談を開催した翌日のことだ。