撤去された対北朝鮮拡声器、北朝鮮まで音が届かない「不良品」だった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.13 12:19
朴槿恵(パク・クネ)政権時代に対北朝鮮拡声器事業をめぐる不正にかかわった現職大佐と国会議員補佐官、ブローカー、業者など20人が大挙裁判に送られた。彼らが軍に納品した拡声器は北朝鮮地域にはよく聞こえないほど性能が劣る製品だったことがわかった。
ソウル中央地検防衛事業捜査部は13日、ブローカーを動員して166億ウォン規模の対北朝鮮拡声器事業を落札した音響機器製造業者インターエムの代表と業者側に便宜を提供した元国軍心理戦団長(大佐)、ブローカー2人の4人を偽計公務執行妨害、職権乱用、斡旋収賄などの容疑で逮捕、起訴したと明らかにした。不正にかかわった軍と業者関係者ら16人は在宅で起訴された。