<米朝首脳会談>トランプ-金正恩、6月12日にシンガポールで会談
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.11 06:44
ドナルド・トランプ米国大統領が、米朝首脳会談は来月12日にシンガポールで開催されると10日(現地時間)、明らかにした。トランプ大統領は、自身のツイッターを通じて「非常に期待される金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長と私の会談は、シンガポールで6月12日に開催される」と明らかにした後、「我々は双方共に、会談を世界の平和に向けた非常に特別な瞬間にするつもりだ」と明らかにした。
当初、トランプ大統領は、会談開催地として板門店(パンムンジョム)に大きな関心を示していたが、ホワイトハウスの参謀陣が強く引き止めたことでシンガポールになったという。ホワイトハウス参謀陣がシンガポールを最適な場所として推し進めた背景には、シンガポールが中立国として警護やメディア接近性などインフラ面で優れた環境を備えているとの判断に沿ったものだ。シンガポールは北朝鮮の立場からもなじみのある場所で、米国大使館だけでなく北朝鮮大使館もあり、北の外交官や高位官僚が個人的な外遊や健康診断のためによく訪れているといわれている。
これに関連して、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は「来月12日にシンガポールで開催される米朝首脳会談の開催を歓迎する」とし「今回の首脳会談を通じて、韓半島(朝鮮半島)非核化と韓半島の恒久的平和の定着が成功裏かつ無事に安着するように祈る」という立場を明らかにした。