「また報恩人事」…慰安婦TF委員長が駐大阪総領事に任命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.06 14:58
韓日間慰安婦合意検討タスクフォース(TF、作業部会)委員長を務めた呉泰奎(オ・テギュ)元ハンギョレ新聞論説委員室長が駐大阪総領事に公式任命された。呉総領事の内定が伝えられた時から「報恩人事」という声が出ていた。
外交部は6日、呉総領事をはじめとする春季公館長人事の一部をホームページで公開した。大阪総領事はアグレマン(駐在国の任命同意)などの手続きが必要ない。呉総領事は近く現地に赴任する予定だ。
呉総領事は過去に新聞社の東京特派員、中堅ジャーナリストの会「寛勲(クァンフン)クラブ」の総務などを務めた。昨年、文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足直後に構成された国政企画諮問委員会社会分科委員を務め、その後、政府の核心課題だった慰安婦TF委員長を引き受け、朴槿恵(パク・クネ)政権の決定を批判する内容の報告書を発表した。政府は報告書の内容に基づき、被害者の意見を聞いて後続措置を用意するという立場を提示した。これに対し日本政府は「慰安婦合意は1ミリも動かさない」という立場であり、慰安婦合意問題は韓日間の最大懸案に浮上した状態だ。