「白頭血統」だけが乗る特級列車…金日成主席の路程をたどる?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.27 08:50
第1回南北首脳会談を半月後に控えた2000年5月28日夜、韓国の国家情報院が慌ただしくなった。金正日(キム・ジョンイル)総書記(2011年死去)が乗っているとみられる特別列車が北朝鮮新義州(シンウィジュ)と中国丹東をつなぐ朝中友誼橋を通過したからだ。当時、該当業務を引き受けていた関係者は「該当諜報が入る1週間ほど前から北京の北朝鮮大使館に動きが見られた。南北首脳会談を控えて金正日総書記の訪中が予想されていた時期だった」とし「特別列車が丹東駅を経て北京に向かいながら諜報は情報となり、29日午前10時に北京駅に列車が到着して事実と確認された」と伝えた。
25日、中国に北朝鮮の高位層が乗っているとみられる特別列車が現れ、線路周辺に壁が設けられた。18年前と似た動きだった。韓国政府関係者は「誰が乗っているかは26日夜現在、確認されていない」とし「南北首脳会談、米朝首脳会談の推進など最近の韓半島(朝鮮半島)の新しい動きの中で、金正恩委員長が電撃的に中国を訪問したり他の高位層を送る可能性があり、状況を注視している」と話した。