韓国に最悪のPM2.5…道路に水をかけたのが対策のすべて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.26 11:07
寒の戻りが和らいだ25日、市民たちは休日だというのに春を楽しむことができなかった。歴代最悪のPM2.5(微小粒子状物質)が全国を覆ったためだ。大気が停滞する中で、中国から飛散してきた汚染物質に国内の汚染物質が混ざって灰色にくすんだ空はガス室を連想させた。
全国各地にPM2.5注意報も発令された。市民は家の中に留まるか、外出しても劇場やショッピングモールなどの室内に集まった。この日午後、ソウル中区(チュング)徳寿宮(トクスグン)の前で会った30代の夫婦はベビーカーに乗せた娘にマスクをかけていた。主婦のパク・ウンジンさん(36)は「久しぶりに子供を連れて出かけたが、タイミングが悪かったようだ」とし「一日二日のことでもないのに、政府やソウル市は何をしているのか分からない」と声を高めた。