韓国大統領史の不名誉…「退任=被疑者」公式化するのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.14 16:12
検察の矛先に両手を上げて降伏したわけではなかった。金寛鎮(キム・グァンジン)元国防部長官が拘束された翌日である昨年11月12日、李元大統領はバーレーンに出国する前、仁川(インチョン)空港でカメラの前に立った。「新政府が過去6カ月間積弊清算を(することを)見ながら、これが果たして改革か、気晴らしか、政治報復かこういう疑いが持たれ始めた」とした。
自身の「執事」と呼ばれる金伯駿(キム・ベクジュン)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)総務企画官に1月17日明け方に拘束令状が発行された時は直ちに記者会見を自ら要望して「検察捜査は保守を壊滅させる政治工作」「結論ありきの捜査で公職者を困らせずに、すべての責任を私に問いなさい」としてさらに声を高めた。