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韓国食品業界で花咲く「桜マーケティング」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.08 09:26
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SPC三立の「チェリーブロッサム」(写真=SPC三立)
製菓メーカーSPC三立(サムリプ)も「チェリーブロッサムシリーズ」を春限定で発売した。イチゴとチェリーなどの材料に桜の香りを調和させた5種類のパンだ。SPC三立のイ・スンウ・マーケティング常務は「春といえば思い浮かぶ色を使って初めて出したシリーズだが、昨年のグリーンティーシリーズに比べて販売量が2倍以上で、反応が良い」と話した。

生活用品も例外でない。フランスのキッチンウェアブランド、ル・クルーゼは昨年からチェリーブロッサムシリーズを春限定版で販売している。人気製品である鋳物ホーロー鍋をはじめとして皿やカップなどに桜の花をあしらった。ル・クルーゼ側は「キッチン用品も小さな贅沢を楽しむトレンドに所蔵価値が高いとされ、限定製品に対する関心が大きくなっている」とし「結婚シーズンなので結婚用品や結婚プレゼントで購入する人が多い」と説明した。

 
業界では今年、特別に桜マーケティングが活発な理由を春という特性が他の季節に比べて「シーズンマーケティング」の効果が大きいためだと説明する。一年の本格的な始まりとされる時期であるだけに、新製品に対する消費者の期待感と注目度が高いということだ。スターバックス関係者は「春を代表する桜の花を活用して春が持つ気持ち良いときめきや始まりのイメージを製品によく表現することができる」と話した。

一年間の戦略にも影響を及ぼす。飲料業界関係者は「伝統的なシーズンである夏がますます早まっているため、春にシーズンメニューが成功すれば顧客の関心と呼応を夏にもつなげることができるということから春は重要な時期になった」と説明した。


韓国食品業界で花咲く「桜マーケティング」(1)

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