ソウル在韓日本大使館前の「強制徴用労働者像」設置を延期
ⓒ 中央日報日本語版2018.03.03 10:19
三一節(抗日独立運動記念日)を迎えてソウルの日本大使館前に強制徴用労働者像を設置する計画が延期された。
韓国の市民団体「対日抗争強制動員被害者連合会」は三一節を記念して、ソウル鍾路区(チョンノグ)の在韓日本大使館前に強制徴用労働者像を設置する計画だったが、これを延期したと1日、明らかにした。
被害者連合会は昨年末、鍾路区庁に日本大使館前の労働者像設置案を提出したが、区庁は先月22日に差し返しを決めた。チャン・ドクファン被害者連合会事務総長は「鍾路区庁側は労働者像が道路を占有し、労働者像に関連する他の団体や少女像を設置する韓国挺身隊問題対策協議会などと合意していないという点を返戻理由に挙げた」とし「労働者像の必要性については区庁測も共感している」と伝えた。また「議論の過程で日本との外交的な部分はそれほど問題にならなかった」と話した。