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平昌以後、文大統領が「核メダル」を取る番だ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.02 15:51
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◆平昌が与えた絶好の機会を生かすべき

しかし金正恩委員長の平昌オールインを偽装平和攻勢だと一蹴してしまえば、平昌が提供した貴重な機会を捨てる愚を犯すことになる。チェンバレンとダラディエがヒトラーの偽装平和攻勢にやられたのは、戦争嫌悪と平和に対する渇望が行き過ぎてヒトラーの戦争の準備を看過し、自らの戦争の準備を怠ったためだ。

 
しかし我々は違う。我々は油断していない。北朝鮮の核・ミサイルによる実存的危機を十分に自覚している。ヒトラー当時の欧州とは違い、我々の対北朝鮮抑止力は最高水準だ。金正恩委員長が平昌で振り回したオリーブの枝が偽装である可能性にも十分に備えている。

金正恩委員長は自慢の核・ミサイル開発完成で確保した抑止力を背景に、腹心を平昌に送ったとみられる。その意図を正確に知るには時間がかかるだろう。その間、我々は体制競争での勝利、道徳的優位、確固たる抑止力、効力を発揮し始めた対北朝鮮制裁に頼り、金正恩委員長に「根拠のない信頼(leap of faith)」を発揮するほどの余裕はあると考える。撤回の道を開いておいて実用的な目的のために相手をひとまず信頼するということだ。金正恩委員長に「別の考え」が見えると同時にすぐに信頼を撤回すればよい。

◆北朝鮮の非核化方法めぐり韓米に隔たり

平昌でまいたタネを平和の巨木に育てることは、文大統領にとって重い歴史的荷物であると同時にノーベル平和賞までいける千載一遇の機会だ。真夏の夜の夢のような平昌五輪が世界の人の喝采の中で終わった今、我々はすぐに北核という厳酷な現実を迎えた。

北朝鮮非核化の目標は同じでも、その解決方法でソウルとワシントンの距離は遠い。文在寅政権は北朝鮮に最大限の圧力を加えながらも、同時に首脳級会談を含む南北対話と朝米対話を通じて北核解決の扉を開こうという立場だ。トランプ政権は北朝鮮が信頼できる非核化意志を見せない限り、必要なのは朝米対話ではなく持続的で漸増的な圧力という立場だ。

金正恩委員長が五輪閉会式に金英哲部長を送ったのは、平昌活用に対する金正恩委員長の強い意志を表している。野党は金英哲部長が韓国哨戒艦「天安」爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃の背後人物だとし、韓国訪問に強く反対した。しかし統一部は大乗的なレベルで金英哲部長の訪韓を受け入れようと話した。統一部がより現実的だ。できる限りのことはしなければいけない。南北接触と朝米接触を通じた北核解決の重要性を考えれば、北朝鮮の対南政策を総括する、金正恩委員長の信頼が厚い金英哲部長のような人物と今後の南北関係と朝米関係、そして核問題の解決案を議論することが、実権のない人物との対話より効果的であり時間も惜しむ方法だ。

◆文大統領、朝米の接点を見いだすべき

トランプ政権は平昌にペンス副大統領と娘イバンカ氏を送り、南北対話の高速疾走にブレーキをかけた。しかしトランプ政権も北朝鮮との対話に関心がないわけではない。昨年7月、北朝鮮で拘束中だった大学生オットー・ワームビア氏が昏睡状態で帰国して死亡する前の数カ月間、米国と北朝鮮は世の中を驚かせるほどの接触を進めていた。ペンス副大統領と金与正氏の会談が突然取り消しになったとすれば、その反対に突然の朝米接触もあり得る。最大限の圧力には対話の扉が開かれていなければいけない。平昌のような機会は簡単には訪れない。

米国と北朝鮮は平昌で韓国大統領を媒介に間接対話をした。その結果、相手の対話条件、対話を通じた北朝鮮非核化のロードマップの輪郭を知った。文大統領は、北朝鮮の朝米対話の用意と米国の適切な条件の距離を狭め、接点を見いださなければならない重荷を背負うことになった。北朝鮮からは米国が要求する非核化意志の約束を受け、米国には北朝鮮が認識する敵対政策の変化を誘導するところから始めなければならないだろう。

金永熙(キム・ヨンヒ)/元中央日報論説委員


平昌以後、文大統領が「核メダル」を取る番だ(1)

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