２１日、釜山（プサン）地域の所々に文在寅（ムン・ジェイン）大統領を誹謗する内容の落書きをした５０代が調べてみたところ、金九（キム・グ）先生を誹謗する落書きもしてきたことが分かった。

釜山を基盤としたソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）には北区（プック）のある高校の正門側に描かれた金九先生の壁画の上に誰かが青色のペンで「金日成（キム・イルソン）に忠誠を誓った反逆者」という落書きを撮影した写真が２６日、掲載された。このＳＮＳには該当高校と隣接したある中学校の壁にも「５１８は北朝鮮特需軍の無法な振舞いだ」と書かれた落書きを撮った写真が掲示された。

警察はこの日に見つかった落書きが２５日に大統領を誹謗する落書きをしたＡ氏（５４）の仕業だと明らかにした。Ａ氏は１３日から２０日まで自身の家の近くにある都市鉄道駅舎２カ所や中学校２カ所、図書館の壁など６カ所に「文在寅と一緒なら赤化統一も問題ありません」という落書きをした容疑で当時逮捕された。

警察のある関係者は「遅れて発見された落書きまで合わせて計８カ所に落書きをした容疑でＡ氏を調査した」としながら「Ａ氏は特別な理由もなく『統一を念願して落書きをした』と主張している」と伝えた。