与正氏には食事接待4回、ペンス氏には1回、安倍氏は0回(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.13 07:13
4強(日米中露)首脳のうち、唯一開会式に参加した安倍氏とも円滑ではなかった。開会式とレセプションを除けば、文氏と安倍氏は9日に1時間会談したのがすべてだ。安倍氏に対する韓国政府の高位要人の食事接待もなかった。特に、会談後の青瓦台の発表で公開的な行き違いも明らかになった。青瓦台高位関係者は10日、記者団と会い、「首脳会談で安倍氏が『韓米合同軍事訓練を予定通りに進めるのが重要だ』と延べ、文氏は『内政に関する問題を安倍氏があれこれ言ってもらっては困る』と答えた」と明らかにした。記者が質問したわけでもないのに、「首脳会談に対して追加で申し上げることがある」としてこのように紹介したのだ。
反面、日本政府当局者は首脳会談ブリーフィングの際、「韓米合同軍事訓練関連の言及はあったか」という質問に「両国が北朝鮮に対する圧力を最大限まで高めようということで意見が一致した。これ以上の対話は公開できない」とだけ述べた。首脳間の対話を行った片側が、一方的に内容を公開するのは、外交慣例上あまりないことだ。外交消息筋は「マスコミの報道が先に出てきたわけでもなく、青瓦台が該当内容を自ら公開したため、日本側では安倍氏を恥さらしにしようとしたと受け止められる素地がある」と懸念した。