<平昌五輪>「平和五輪」と「平壌五輪」の分かれ道で(2)
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2018.02.08 16:46
引き続き、平昌五輪ボランティアメンバーの処遇に対する問題が浮上した。ボランティアメンバーを事実上、奴隷のように扱ったという主張だ。期待以下の食事や宿舎、シャトルバスの配車に対する不満が絶えず提起され、一方で「ボイコット」の可能性を取り上げられたりもした。
これに協会と連盟が油を注いだ。大韓スケート連盟と大韓スキー協会は五輪を控えて公共の敵になった。無能な行政が核心だ。スピードスケート選手ノ・ソニョンの五輪出場過程をめぐる論争、ショートトラック選手シム・ソクヒ暴行事件、スキー代表チームの五輪出場挫折など、開催国が天に向かって唾を吐くような事件が相次いだ。アルパインスキー選手など20人余りがデモを行う状況まで起きた。また、まともな訓練場がなかったカーリング代表チームなど太極マークを胸につけた選手たちが被害を受けなければならなかった。