「科学競争力低下」を隠した韓国政府の広報(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 10:37
「避ける(ピハダ=P)ことは避け、知らせる(アルリダ=R)ことだけを知らせるのが広報」。民間企業広報(PR)業界で内部不文律のように伝えられる表現だが、政府も同じだった。科学技術情報通信部(科技情通部)が1日、「2017年度科学技術革新力量評価」の結果を発表し、指数および順位が過去に比べて落ちたにもかかわらず「全般的に改善した」と発表した。
科技情通部はこの日の発表資料で「昨年の科学技術革新力量評価の結果、韓国は経済協力開発機構(OECD)34カ国のうち7位となり、全般的に革新力量が高い水準であることが分かった」と明らかにした。また「過去5年間に資源・ネットワーク・成果部門の順位が上昇し、活動部門は順位を維持するなど全部門の順位が全般的に改善したことが明らかになった」と発表した。この順位は公開されているOECD資料および指標を基礎に韓国科学技術企画評価院(KISTEP)が毎年評価するものだ。